私たちは普段何気なくコットンを使用しています。しかし、今行われているコットン栽培でとても多くの農薬や化学肥料が使われていることはあまり知られていません。一例を挙げると、
このように各工程で大量の農薬等が使用され、コットン生産国では地下水や土壌の汚染が報告されています。
コットンの生産地のである発展途上国の農場では、農民は特別な防護対策も無いまま働き、農薬中毒などの健康被害が深刻化しています。
加えて、貧しい農民たちは農薬を買うために借金を重ねることで貧困がさらに悪化。労働力として子供達は幼い頃から農場で働き、学校に通う事ができずにいます。 これらの長期にわたる貧困のループにより、コットン農場で働く多くの人々が苦しんでいます。
一般的なコットン栽培とは違い、オーガニックコットンは以下の手順で栽培されます。
これらを第三者認証機関が認証していることが条件になってます。
生地の加工の際も、塩素系漂白剤などの化学薬品は使わず、 発ガン性物質・アレルギーの元になる薬品は全て禁止。 染料も厳しく制限されています。
以上のように、栽培から製品になるまでの工程でできるだけ化学薬品を使用せず、 栽培する人たちの安全や環境を守って製造された綿がオーガニックコットンとされます。
オーガニックコットンは公正価格での買取り・ 買取の保証がされています。それにより農家の収入が安定、貧困から脱出するための糸口となり、幼い子どもたちが学校に通うことができるようになります。
mangetuはこの様なオーガニックコットンを使用する事により、継続可能な農業を応援し、地球への負担を減らす事に貢献できたらと考えています。
最近よく目にするSDGs。そのゴールにに向かって小さな事かもしれませんが、オーガニックコットンを選び、使い捨てずに洗って繰り返し使う。
サステナブルな生活を目指し提供します。